【厚塗りって何?】絵に立体感を出すコツ(基礎編)

厚塗りって何?どうやるの?



どうも。昨日あたりから季節が一気に変わって寒くなりましたね。


今回は、厚塗りとは何ぞや?というお話をしていきます。

あと簡単に厚塗りのやり方もご紹介します。

基礎編ということでかるーく触れるだけにはしておきますが、

もしご要望があれば、あるいは記事のネタに困ったら続きを書こうかなと。




まあ厚塗りという技法の名前は聞いたことがある人が多いかもしれませんが、

イラストにおける色の塗り方の一種で、アニメ塗りとかと区別するための言葉ですね。




アニメ塗り線画をきっちりと描いて、その中をバケツ塗りして下地を作ったあと、

ボケのないブラシでパキッとした明暗を付けていく塗り方ですね。


一方で厚塗りは、人にもよりますが、線画をキレイに描くということはしません

ボケたブラシや質感表現ができるブラシなどいろいろ使って、

粘土を盛り上げていくイメージで描いていきます。




で、よく見かけるのが「厚塗りをやってるつもりでも全然厚くない塗りのイラスト」

厚塗りはかかる手間が多いんですが、せっかく厚塗りを取り入れてもこれでは非常にもったいないので、

今回はそのあたりの改善法をお伝えしようかなと。



まあ簡単にいうと、

厚塗りしてるつもりになってる人というのは、

そもそもの描き方がアニメ塗りに寄ってるんで厚くなりようがないんですよね。


先に書いたように、

アニメ塗りと厚塗りでは描き方と考え方がまるっきり違うので、

厚塗りをするためには粘土造形のように立体的に形を考える必要があります。






こんなデッサン人形くんがいたとしましょう。


ここにアニメ塗りをしていくのであれば、

1影、2影、ハイライト、色味の調整

ほぼこの4つしかやることがないんですが、


厚塗りの場合は立体で形を考えるので、

無段階で影のトーンが変わっていきます(グラデーションになる)。







左上に光源がある体で雑に陰影を置きました。

これだとまだ固有色と1影と2影、全部で3段階のトーンにしかなっていませんね。


これを指先ツールぼかしフィルターなどを使ってグラデーションにしていきます。






ぼかしを入れました。

グラデーションにはなりましたが、トーンの幅が足りてません。

もっとトーンに幅を持たせて立体感を強調していきます。






わかりやすくいうと、3影を追加して暗さを増していった感じです。

それと気持ち程度に反射光を入れてます。

反射光、リムライト、SSSなど(光についてはまた今度解説します)、光は複雑に飛び回っているので、

それをよく観察して再現できるようにすることが大事です。

自分も偉そうに言えるほど理解が進んでるわけではないので、一生勉強だなあと思っています。



デッサン人形くんがだんだんキモくなってきたので()、

今回はあっさりではありますがこれくらいにしようかなと。




まとめ




厚塗りはアニメ塗りとは考え方がまるっきり違うということだけ押さえておいてください。


アニメ塗りは二次元で形を捉えるために考えることが多くはないですが、

厚塗りは立体を考えるので、考えないといけないことがものすごく多いです。

イラストを描く人の多くが「厚塗りは難しい」と嘆くのはこのためですね。

自分は逆にアニメ塗りができない(線画が描けない)ので、変な気分ではあります。



厚塗りのやり方は、

立体で考えることが大前提で、

粘土造形をするようなイメージで描いていきます。

目の前にこんな形の粘土があったら、どんな光の当たり方、影の付き方をする?

と考えて、それを再現していきます。難しければ資料を集めて明暗を観察しましょう。


また、トーンの幅に注意です。

トーンの幅は大きく取る(コントラストを高めにする)ことを意識
しましょう。

でないと立体感は出にくいです。



忘れてました。

最後に効率的な練習法をご紹介しておくと、

デッサンを描くことです。厚塗りに関しては正直これしかないです。すみません。


「デッサンとかめんどくせぇよ!!」という方がほとんどだと思うので、

代わりに画像(できれば白黒)を観察することもオススメしておきます。

描くことに比べて効果量はだいぶ低いですが、スマホがあればいつでもどこでもできるのでお手軽です。





今回はこんな感じで終わります。

続きはたぶん書くと思うのでお楽しみに。

書くとしたら光のことについて書くかなあと思います。あとその表現のコツ。





じゃあ今回はこれで。

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ではまた~。

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